読書への苦手意識をカンタンに解消する3つの提案【ズル技も紹介!】

 

こんな人にオススメの記事です

もっといろんなスキルを身につけるためにも、読書を習慣にしたい。でも本を読むの苦手なんだよな…

読書には様々なメリットがあることは知られていますが、本を読むとすぐに眠くなってしまう…という人も多いのではないでしょうか?

この記事では、読書が苦手な人でも本を楽しめるようになるためのアイデアを3つ紹介します。

また本を読まなくても内容を知ることができるようになる「ズル技」も紹介しますよ!

本記事を最後まで読めば無理なく読書を楽しめるようになるので、ぜひ最後まで読んでみてください。

前提:読書が苦手なら無理に本を読む必要はない

まず大前提として覚えておいて欲しいのが「読書が苦手なら無理に本を読む必要はない」ということです。

もしもあなたが「読書の苦手意識を克服して読書を趣味にしたい!」と本気で思っているなら、その方法を後述します。

ですが、もしも「仕事の関係などでどうしても特定の本を読まなければいけない」といったケースであれば、そもそも読書への苦手意識を克服する必要はありません。

なぜなら、本を読まなくても本の内容を理解する方法があるからです。

本を読まずに本の内容を理解する裏技とは?

『YouTube』で本の名前を検索してみてください。その本がよほどマイナーなものでもない限りは、「(書籍名)を15分で解説!」のような要約動画が出てくるはずです。

またflierという本の要約を読めるサイトを使うことでも、本の大まかな内容を把握することができます。(アプリ版もありますよ!)

https://www.flierinc.com/

こういったサービスをうまく活用すれば、わざわざ苦手な読書をしなくても、手っ取り早く特定の本の内容を押さえることができます。

「本当に要約を読むだけで大丈夫なの?」と不安になる人もいるかもしれませんが、僕個人の意見としては、これらのサービスを使うだけで、その本について議論できるレベルで理解が可能です。

むしろこのような本の要約は、たくさん本を読んで情報の整理に長けた人が作っているので、自分で本を読むよりもガッチリとその本のポイントを押さえることもできます。

なので、もし読書を好きになるつもりはないけど、どうしても読まなければいけない本があるという場合はこういったサービスを使って、手っ取り早く内容を押さえるのがオススメです!

読書への苦手意識をカンタンに解消する3つの提案

ここからは「読書への苦手意識をなくしたい」「読書自体を楽しみたい」という方に向けたアドバイスを紹介していきますね。

読書の苦手意識をなくすためには、以下の3つのコツを意識しながら読書にチャレンジしましょう。

読書への苦手意識をなくす3つのコツ
  • 1冊の本すべてを読む必要はない
  • 自分が読みたい本を読む
  • オーディオブックを活用する

1冊の本すべてを読む必要はない

読書が苦手な人ほど、本は最初から最後まで全部読まなければいけないと思っている傾向にあります。

そのせいで「つまらない本を最後まで読まなければいけない→読書はツライもの」という固定観念が生まれてしまうのです。

なので、読書に苦手意識がある人は「1冊の本すべてを読む必要はない」という新しい考え方を押さえましょう。

途中まで読んでつまらなければ、そこでその本を読むのをやめてもOKなのです。

実は読書家ほど、途中放棄の本が多い

たとえば僕は、月に5〜10冊くらい本を読みますが、最初から最後までじっくりと読む本は6割くらいです。

残りの4割はざっと流し読みをするだけだったり、途中で読むのを諦めたりします。

これは僕の周りの読書家の人を見ていて気づいたことですが、実はたくさん本を読む人ほど「途中までしか読んでいない本」が多いのです。

つまらない本に時間をかけるくらいならさっさと見限って、新しい本で新しい学びを得る。この方が結果的に効率が良いことを知っているのですね。

途中までしか読まない本も読書数に数えるのがコツ!

ちなみに、途中までしか読んでいない本も読書した数に含めてしまうのが読書への苦手意識を減らすコツです。

「そんなことしていいの?」と思うかもしれませんが、問題ありません。なぜなら途中で放棄した本から「この本はあまり読む価値がない」という学びを得ているからです。

このアイデアを取り入れるだけでも、あなたが読んだ本の数というのはどんどん増えます。

そのたくさん本を読んだという自信が、読書への苦手意識をなくし、「読書って楽しい!」という考え方に変わっていくのです。

自分が読みたい本を読む

読書への苦手意識を克服する2つ目のコツは「自分が読みたい本を読む」ことです。

なぜなら、どんな本を好むかは人によって様々だからです。相手にとって「すごく良かった本」が、あなたにとって「読むに値しない本」になる場合が実は結構あります。

僕は読書好きを自認していますが、それでも人から勧められた本はいまいち読む気が起きないです。読書が苦手な人からすれば、なおさら「自分が興味のない本」を読む気はないでしょう。

なので読書に苦手意識がある人は、他の人に「オススメの本はありますか?」と聞くのはオススメできません。

読書が苦手な人ほど、書店で本のタイトルだけ眺めて「ちょっと面白そう!」と思った本をとりあえず手に取る方が、読書を楽しめるはずです!

ちなみに僕は前述したように、人から勧められた本を読むのは苦手ですが、勧められた本は絶対に購入します。

やっぱり人に勧めた本を買って読んでくれるって、すごく嬉しいことなんですよね。なので、相手から本を勧められたら、(読むかどうかはおいておいて)無条件に買うようにしています。

どうしても興味が持てない本の場合は、この記事で前述した要約動画、サイトを使って、本の内容を押さえたうえで、感想を相手に伝えるのです。

ちょっとずるいテクニックですが、相手からの信頼を得る一つの手段として、良かったら参考にしてみてください!

オーディオブックを活用する

本を読むのが苦手な原因として「活字を読むのがツライ」というものがあります。

そんな方にオススメなのが『オーディオブック』の活用です。オーディオブックは本を朗読した音声を聞く読書方法なので、音楽を聴くように気軽に読書ができるのです。

オーディオブックなら通勤時間などでも気楽に本を読み(聴き)進めることができるので、苦手意識を持っていても読書ができるようになりますよ。

オーディオブックで有名なものとして「audiobook.jp」と「Audible」があります。

※2つのオーディオブックの特徴は、近日執筆予定です。

【非推奨】読書への苦手意識を強める3つのNG行動

ここからは、読書への苦手意識をますます強くしてしまう3つのNG行動を紹介します。

読書家の人がよくオススメする方法ですが、これらの行動は「読書に慣れていることが前提」です。

読書に苦手意識を持っている人が真似すると、かえって読書への苦手意識が強くなってしまうので、この3つのNG行動はやってはいけません。

これらの方法は、本を読むことには効果的な方法なので、もし苦手意識は克服しなくても良いからこの1冊だけは読む必要があるという人にはオススメです。

ただしその場合、本を読むことはできても「読書への苦手意識」を克服することは難しいでしょう。

制限時間を設けて読書をする

読書が苦手=本を読まないから、制限時間をつけて強制的に本を読むことを勧める人がいます。

確かにこの方法を使えば、「1冊の本を読む」ことはできるかもしれません。しかし、いついつまでに読み終えなければというプレッシャーの中で、果たして読書を楽しめるでしょうか?

むしろ、読書=苦手だけどやらなければいけないこと、という認識になって、余計に本を読みたくなくなるはずです。

このように、嫌々読書をしても、読書への苦手意識を克服することはできません。

読書への苦手意識は、制限時間などのプレッシャーをかけずに「気が向いたら読む」くらいの気持ちでいた方が、克服することに繋がりますよ。

付箋(ふせん)を使う

読書のよくあるアドバイスとして「付箋(ふせん)で重要な部分にマーキングをする」というものがあります。

しかし、少なくとも読書に苦手意識がある間は、付箋を使いながら本を読むのは絶対にやめましょう。

 

実際にやってみるとわかるのですが、読書をしながら付箋を貼ると、かなり手間がかかりますし、読書に集中できないんですよね。

ただでさえ読書に苦手意識があるのに、そこにさらに面倒な作業を追加してしまっては、ほぼ確実に途中で読むのが苦痛になってきます。

だから読書に慣れるまでは、付箋を貼るといった面倒なことはせずに、本の内容にだけ集中力を注ぎましょう。

 

メモに関しては、情報の整理にもつながるので、本が読みやすくなる場合もあります。

ただし、やはり手間はかかるので、カンタンな本はメモを取らない。

内容が難しい本は、メモを取って内容をその都度整理しつつ、読み進めていくのように使い分けると良いでしょう。

アウトプット前提で読む

「読んだ本の内容はアウトプットしないと意味がない」というのも、よく聞く意見の一つですね。

ただし、本を読むのに慣れていない人が、いきなり本の要約やポイントを整理してアウトプットするのは難しいのが現実です。

「アウトプットしなきゃ」と思いながら本を読むとプレッシャーになり、余計に読書への苦手意識が強まってしまうことも…。

まずは「なんかよく分かんないけど、とりあえず1冊読み終えた!」という達成感を味わうことを目標にしましょう。

義務感で読書をしても、苦手意識が強まるだけ!

前述した3つのNG行動に共通するのは「義務感」になってしまうこと。繰り返しになりますが、義務感からの読書は「1冊を読む」には効果的ですが、苦手意識の克服には逆効果です。

苦手意識さえ克服すれば、好きなだけ本を読めるようになります。

なので、まずは「目の前にある本を読み終えること」ではなく「苦手意識の克服」から始めましょう。

まとめ:読書への苦手意識を克服する提案

今回は読書が苦手な人向けに、読書を楽しめるようになるコツをご紹介しました。

また世間ではお勧めされているけど、読書が苦手な人にはお勧めできないNG行動についてもご紹介しました。

少し内容が多くなってしまったので、改めて復習をしておきましょう。

読書への苦手意識をなくす3つのコツ
  • 1冊の本すべてを読む必要はない
  • 自分が読みたい本を読む
  • オーディオブックを活用する
読書への苦手意識を強める3つのNG行動
  • 制限時間を設けて読書をする
  • 付箋(ふせん)を使う
  • アウトプット前提で読む

今回の記事で一番伝えたいのは、必ずしも本を全て読まなくても内容を把握する手段はたくさんあるということです。

本の内容さえ知ることができれば良いのであれば、ぜひ本記事で紹介した要約サービスなどを使ってみてください。

逆に「本を読む」という行為そのものに興味があるのであれば、ぜひ自分なりのペースで本の楽しみ方を探していきましょう。

ただ本好きの僕的には、この記事をきっかけに少しでも読書に興味を持ってくれる人が増えてくれたら嬉しいです!

 

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読月詠人(よみづきえいと)
当ブログを運営している読月詠人(よみづきえいと)です。ビジネス書と小説を7:3くらいの割合で読んでいる人。月10冊以上を読む読書家だが、そこで得た知識を仕事や実生活に活かすのが下手なのが悩みでした。そんな悩みを解決するため試行錯誤を繰り返し「知識から知恵へ昇華する」をコンセプトにした読書術を発信中!仕事にプライベートにもっと豊かになりたい人を応援します!