突然ですが、あなたは「20〜30代男性の3人に1人が、休日に読書をしている」という事実をご存知ですか?
「休日は読書をしています」という言葉はなんだか格好良いですし、自分でも言ってみたいセリフですよね。
ですが、実際は日頃の疲れが溜まっていて、読書どころか一日中ゴロゴロして終わってしまう…という悩みを持つ方は多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、休日に思わず読書をしたくなるような情報や、休日の読書をより贅沢にするテクニックなどをご紹介します。
この記事を最後まで読めば、休日を有意義に使えるようになりますよ。ぜひ最後まで目を通して、休日の読書という“贅沢なひと時”を体験してもらえたら嬉しいです!
3人に1人が休日に読書をしているという事実
冒頭でお伝えしたように、「3人に1人が休日に読書をしている」という事実があります。
このデータを調査したのは、『公益財団法人 日本生産性本部』というところです。ここで実際にこの財団が発表した『レジャー白書2019』のデータをみてみましょう。
余暇活動の参加人口上位 20 種目(2017 年~2018 年)
以下の図表は、日本人が休日(余暇)にどんなことをしているのかを、ランキング順に表したものです。
この表から分かるように、2017〜2018年の休日の過ごし方のうち、読書という項目が『3位』にランクインしています。
ちなみに、このランキングでは「仕事、勉強などを除く娯楽としての読書」だけが対象です。
仕事に関する勉強のための読書も含めると、休日に読書をする人の割合はもっと多くなっているでしょう。
20、30代男性の参加率上位種目
一方、こちらの図表は上記の調査を20〜30代男性に絞った調査結果です。
この表をみると、20代男性で休日に読書をする人の割合は33.3%となっています。
30代男性の表を見てみると、休日に読書をする人の割合が38.1%です。(2018年度での比較)
つまり、男性に限って言えば、30代になると休日に読書をする人の割合が多くなると捉えることができます。
こちらも、仕事・勉強に関する読書は除いた数字です。
そのためビジネス書なども含めると、また少し違った結論になる可能性もあることは付け加えておきます。
ここまでの内容をまとめると、少なくとも仕事や勉強に関する本を除いた場合でさえ、20〜30代男性の3人に1人が「休日の読書」をしているということです。
この年代は特に仕事への熱意も高い人が多いので、仕事や勉強の読書も含めると、休日に読書をしている人の割合はもっと多いと考えられます。
これだけ多くの人が、休日に読書をしているという事実を踏まえて、「なぜ多くの人が休日に読書をするのか」を考えてみましょう。
休日に読書をするメリットは?
休日に読書をするメリットとして一番大きいのが、やはり「時間を十分に確保できること」でしょう。
読書をしたいと思っていても、平日は仕事が忙しく、帰宅後は疲れて本を読むのも億劫になるという人は多いです。
一方で休日は、そこまで大きな予定がないこともあり、ゆっくりと読書をするのにうってつけに一日となります。
またこれは個人的な意見ですが、休日に読書をしたことで「贅沢な一日を過ごした」という満足感を感じられるのも休日読書のメリットだと思っています。
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休日の読書は30分でもOK!
休日読書に憧れて、ネットで[休日 読書]と検索すると、いろんなブログで「休日は3〜8時間読書をしています。」といった情報発信している人がいます。
本当に読書が好きな人は何時間でも本を読めばいいのですが、どちらかというと「そんなに長時間、読書なんてできない」という人が大半なのではないでしょうか。
筆者もそう思います。休日の読書だからと言って、その日一日を丸々読書に当てる必要はありません。
一日を通して読書をするという行為は、贅沢どころか「義務感」になってしまうことがあります。義務感から読書をしても、つまらないだけ。
普段あまり本を読まない人が、休日を使って30分読書をすることはとても素晴らしいことです!自分にとって無理のない範囲で休日読書を始めてみましょう。
休日の読書におすすめなスポット3選
読書と聞くと、家の中でゆっくりと本を読むというイメージを持っている人は多いでしょう。
そんなひと時も悪くはないのですが、ちょっと場所を変えるとまたいつもと違った読書体験をすることができます。
そこでここからは、筆者オススメの「休日読書スポット」を3つご紹介します。もしも家で読書をするのに飽きてきたら、ぜひこれらのスポットでの読書を試してみてください。
オススメの休日読書スポット1:カフェ
筆者一押しの読書スポットは「カフェ」です。読書のためだけに「カフェに入る」という行為はとても贅沢な感じがして、充実感を与えてくれます。
また、カフェであまり長居をするのはためらわれるので、自ずと「制限時間」を意識して、集中して本を読むことができるのも大きなメリット。
読書が好きな人は家の中で過ごすことも多いですが、休日に一日引きこもっているとあまり健康にもよくありません。
休日に外に出る口実にもなり、贅沢な読書タイムを満喫できる「カフェ読書」は、ぜひ試してみてほしいです。
ただし筆者の経験上、休日のカフェはお昼近くになると混んできて、席を確保できないことも多いです。
なので、休日のカフェ読書をする場合は、ちょっと早起きして朝9〜10時くらいまでにカフェに入るようにすると、しっかりと席を確保できるかと思います。
午前中にカフェに入って1〜2時間ほど読書。その後カフェを出た時に「まだ12時!あと半日ある!」という経験は、休日を有効活用できた気分になり、とても心地よいです!
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オススメの休日読書スポット2:公園
読書の環境を変えたいなと思ったら、近くの公園に移動するのもおすすめです。基本的に公園には自然が多いので、リラックスしながら本を読むことができます。
日中にしっかりと日光を浴びることで、自律神経が整い、その日の夜にぐっすり眠れるようになる効果もありますよ。
ただし夏や冬は気温的に、屋外で読書をするのは現実的ではないので、春・秋など快適な気候の時にぜひ試してみてください。
オススメの休日読書スポット3:ベランダ・庭
「いつもとは違った環境で読書をしてみたい!でも、それだけのために外出するのはちょっと…」という方は、ぜひベランダや庭での読書を試してみてください。
公園ほどではないですが、外の空気に触れることができるので、リフレッシュした気持ちで読書をすることができます。
「ベランダや庭なんてほぼ家と同じじゃん」と思うかもしれませんが、いざやってみると、ちょっと場所を変えるだけでも本への集中力が大きく変わるのです。
今回紹介した場所の中では、最もすぐに実践できるので、ちょっとしたマンネリ解消に「ベランダ・庭」での読書を試してみてはいかがでしょうか?
まとめ:3人に1人が休日に読書!贅沢に本を読む生活の作り方
今回は、休日の読書に関する驚きの事実や、休日読書をもっと贅沢に楽しむコツをご紹介しました。
特にこの記事を読んでいる人は「休日の読書をやりたいけど、いざやろうとすると面倒くさくなる」という悩みを持っている方が多いのかなと思います。
ですが、記事内でもお伝えしたように、なにも休日をまるまる読書に充てる必要はありません。たとえ、30分の読書であっても「休日に読書をした」という事実に変わりはありません。
あなたもぜひ今週末から、無理をしない範囲で「休日読書」を楽しんでみてください!
「平日は忙しくて読書ができないから、休日に本を読む習慣を身に付けたい。でも、いざ休日になると、ゴロゴロしてなかなか読書ができないんですよね…」